2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
カスリーン台風から約十年後の昭和三十三年、ようやく藤原ダムが完成し、さらに、利根川最上流部には矢木沢ダム、また、支流には相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、奈良俣ダムが次々と建設されていったわけであります。こうした背景には下流部のためにとうとい犠牲と土地を提供された多くの方々の苦悩があったということを、決して忘れてはいけないというふうに考えているわけであります。
カスリーン台風から約十年後の昭和三十三年、ようやく藤原ダムが完成し、さらに、利根川最上流部には矢木沢ダム、また、支流には相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、奈良俣ダムが次々と建設されていったわけであります。こうした背景には下流部のためにとうとい犠牲と土地を提供された多くの方々の苦悩があったということを、決して忘れてはいけないというふうに考えているわけであります。
今群馬県には矢木沢ダム、相俣ダム、藤原ダム、草木ダム、下久保ダム、薗原ダムの六つのダムがあって、東京など近県への水需要に大きく貢献をいたしております。この貯水量が底をつくような状況が続きますと、利根川流域は未曾有の渇水による深刻な水不足になってしまいます。 そこで、建設省が着目したのは八ツ場ダムの建設でありました。
群馬県には今日まで、下久保ダムあるいは矢木沢ダム、薗原ダム等々たくさんの多目的ダムがつくられた。それでは、それらの地域の住民がどうだったかといいますと、結局、先祖伝来の住みなれた地域を捨てて他に移転をしなければならないということになるわけですね。ダムができました地域の町村を見れば、過疎化が前よりも急激に進むということにもなるわけです。
特に、上流ダム群につきましては、藤原ダム、あるいは相俣ダム、矢木沢ダム、薗原ダム、下久保ダムが完成いたしておる次第でございます。
群馬県としましても、やはり首都東京を守るということはこれは重要なことでございますから、できる限り協力をしようということで、たとえば矢木沢ダムあるいは薗原ダム、藤原ダムあるいは下久保ダムあるいは相俣ダムという形で、県内に国の直轄あるいはは県営のダム、その後相俣のように国の直轄になったものもございますが、大変なダムを実はつくってまいりました。
そういう立場で八ツ場ダムの関係住民の方は、あるいは藤原ダム、薗原ダム、下久保ダム、こういったすでにダムができた地域で水没をいたしまして離村いたしました住民の方々の後を追って、そしてお会いをして、その後一体どうでしたかということを聞いて回られたわけですね。そういう中で、これはとてもではないが賛成をしたら大変なことになる、したがって八割の人たちが反対で結集する、こういう結果になったのです。
下久保ダム、藤原ダム、薗原ダム等でございます。これらのダム建設に当たっては、地域住民の人たちが非常な理解と協力を示してこのダムができたわけです。ところが、ダムはできて、その後その水特法ができたが、そういう恩恵はこれらの地域住民の人たちは受けていない。
それから薗原ダム、これが千四百万トンです。だから、それにほぼひとしいような貯水池をあの港北の平らなところにどうしてつくるのかという難問があるわけですね。だから、これはちょっと簡単に片がつかぬ問題だ。分流するのはどうか。このいきさつについては私長く鶴見に住んでいますからかなり知っていますけれども、自民党の飯田助丸という県会議員がおりまして——いまの飯田助丸じゃない、そのおとうさん。
また水資源公団もいろいろ大型のダムをつくっているわけでございますが、たとえば東北地建で申し上げますと釜房ダムとか、それから関東地建の管内で申し上げますと薗原ダム、それから中部地建では矢作ダム、九州地建では松原・下筌ダム等につきまして、それぞれ用地買収に伴う移転を余儀なくされた人あるいは職業の変更を余儀なくされた方々に対しまして、現在追跡調査を行なっている最中でございまして、その後の生活環境等の実情を
薗原ダムの場合には百二戸のうち九十戸、約九〇%が五百万円以下。それから下久保ダムでは百三十戸のうち七十三戸、約六〇%が五百万円以下というような結果になっておるわけですね。
矢木沢ダムとか、あるいは薗原ダムとか、幾つかのダムがすでに建設をされております。当初建設省から示されたこの利根川の治水計画は、もうこれらのダム群で完全にこれは消化されているはずであります。したがいまして、これからつくろうとするダムは、大臣がおっしゃられたように、水資源を利用していきたい、いわば治水ではなくて、利水のためのダム、こういう性格が強いだろうと思うのです。
で、利根川水系につきましては、主として本川を中心といたしますダム群について実施をいたしておりまして、対象にしておりますダムは藤原ダム、矢木沢ダム、相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、こういったような、公営のダムも含めまして、これらの一番合理的な操作の方法を統合管理所で指示するシステムになっておるわけでございます。
ダム関係につきましては、利根川水系につきましては、薗原ダム、川内川の鶴田ダム、利根川の矢木沢ダム、こういった六ダムを完成いたしております。補助につきましては、十六カ所の多目的ダムが完成を見ておる次第でございます。
そういうわけでありますので、利根川につきましては矢木沢ダムあるいは薗原ダム、藤原ダム、あるいは相俣ダム、下久保ダム、多数のダム群が現在できております。また、今度昭和四十五年度予算におきまして、従来実地調査の段階でございました八ツ場ダムというのを、今度は四億円程度でありますが、建設費を計上されたことも、予算書で私ども承知をいたしております。
なお、二十一日現在の貯水量は矢木沢ダムで六千十八万トン、それから藤原ダムで千七百三十八万八千トン、相俣ダムで四百四十八万二千トン、薗原ダムで三百七十九万六千トンでございまして、合計利根川の上流における総貯水量は現在の段階で八千五百八十四万六千トンでございます。これを総貯水量から考えてみますと、約三九・三%の貯水しかございません。
それから薗原ダムにつきましては、千三百二十二万トンの総貯水量でございますが、現在は七百六十五万トン、放流量は毎秒十二・五トン、なお上流から三・二トン程度の流入量がございます。 相俣につきましては、総貯水量が二千万トンに対しまして、現在の貯水量が九百九十九万七千トンでございまして、放流量が毎秒九・九トン、流入量は上流から四・一四トンございます。 ただいままでが利根川の上流のダムでございます。
○小川説明員 ただいまのお話でございますが、利根川上流の多目的ダムは、御承知のように、藤原ダム、相俣ダム、薗原ダム、矢木沢ダムと、農業関係の水をためておるダムが四つございまして、それに二十九日現在でかんがい用に使える水が七千五百万トン貯留されております。
○華山委員 きょうはお持ちにならないかもしれませんが、五十里ダム、川俣ダム、藤原ダム、薗原ダム、矢木沢ダムの現在の水量をひとつ大至急資料として出していただきたいと思います。水の量といいますか、一般的な計算でどの程度の水が現在あるのかということでございます。
藤原ダムは二千二百万トン、相俣ダムは千六百万トン、薗原ダムは九百万トン、矢木沢ダムが一億四百万トンたまっております。それから東京の村山、小河内を入れて約一億六千万トン以上たまっております。さような状況でございます。
そういうことであるならば、ちょうど利根郡の薗原ダムについては分散ダム群をつくっておるわけですね。そうして犠牲を少なくしておる。こういう実例もあるわけですから、どうしても治水上絶対に必要だということであるならば、こういう大きな、はかることのできない大きな犠牲を無理にしいないで、分散ダム群を奥地につくることによってこの問題を解決し得るのではないか、こういうことが考えられるわけです。
上流においてはすでに藤原、相俣、薗原ダムが完成し、近く矢木沢が完成するので三千トンのカットは可能になる。しかし、八斗島下流の一万四千トンの河道配分流量計画は、当初の江戸川五千トン、利根運河五百トン、鬼怒川の流入量を調節する稲戸井、田中遊水池の改修、利根導水路の三千トンカットなど見通しが立ってない。